特別展「古代メキシコ」マヤ、アステカ、テオティワカン
場所:東京国立博物館 平成館(東京 上野公園)
期間:2023年6月16日(金)~9月3日(日)
古代メキシコ展に行ってきました。
お盆を過ぎた日曜日、午前中。「混雑しています」と表示が出ていましたが、入場制限なしですぐに入れました。めっちゃ混んでました💦 壁際の小さな展示は人の隙間から覗く感じ。でも目玉の展示は広く場所がとられていて、ちゃんと見ることができました。
入ってすぐのところに地図があります。
「マスク」(テオティワカン文明) 鼻飾りと耳飾りを付けている。
「装飾ドクロ」(アステカ文明) 目のくぼみに貝殻と黄鉄鉱。裏からも見れます。
「夜空の石板」(アステカ文明) 両脇には金星と星、中央には鷲と兵士、だそうです。
「球技をする人の土偶」(マヤ文明) 躍動感!
「ゴムボール」(マヨ族、現代) 硬そうです。
壁の上の方にわっかのような展示。ボールを当てたのでしょうか。
「死のディスク石彫」(テオティワカン文明) 日没は死、日の出は再生を表すとか。
「火の老神石彫」(テオティワカン文明、太陽のピラミッド出土) 背景は「太陽のピラミッド」の写真。
「羽毛の蛇神石彫」(テオティワカン文明、羽毛の蛇ピラミッド出土)
「シパクトリ神の頭飾り石彫」(テオティワカン文明、羽毛の蛇ピラミッド出土)
出土品の展示の背景は「羽毛の蛇ピラミッド」。
「鳥形土器」(テオティワカン文明)
「嵐の神の壁画」(テオティワカン文明) 背負い籠と右手にトウモロコシ。
第1会場と第2会場の間に会場案内図がありました。注目の展示品がどこにあるか分かりやすいです。
「金星周期と太陽暦を表す石彫」(マヤ文明) 縦の棒が数字の5、8つの丸印が8を意味するそうです。丸印は分かるけど縦棒がどれか分からない。
この上の壁に数字が順番に投影されていて興味深かった。「チコちゃんに叱られる」で見た気がする。ずっと見ていられる😅
「織物をする女性の土器」(マヤ文明) デスクワークでパソコン作業中、ではありません。
「円筒形土器」(マヤ文明) これでカカオ飲料を飲んでたらしい。カカオ飲料の器は他にもいろいろ展示されていた。
「96文字の石板」(マヤ文明)
「パカル王とみられる男性頭像(複製)」(マヤ文明) 前に垂らした髪はトウモロコシ神の姿をまねたものらしい。
「赤の女王のマスク、頭飾り、冠など」(マヤ文明)
「チャクモール像」(マヤ文明) こんな椅子欲しい!
「鷲の戦士像」(アステカ文明) 鷲の頭飾り、羽毛や鍵爪の装束。
「トラロク神の壺」(アステカ文明) 雨神トラロク。音声ガイドの「雨の神」が実際に現れて感動!
「耳飾り」(アステカ文明) 金の輝きが眩しい。
チラシとチケット
チラシに載っている3点はしっかり見ました。
(テオティワカン)(マヤ)(アステカ)
わたしが特に気に入ったのはこの3点。
(テオティワカン)(マヤ)(アステカ)
この展覧会は、先日BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で取り上げられていました。その解説を聞いていたので、いろいろ面白く見ることができたと思います。
展示数が多くて盛りだくさん。頭も足も疲れたタイミングで、大画面の映像コーナーがあり(2~3か所)、いいリフレッシュになりました。展覧会の構成が上手いと感心しました。
ピラミッド出土の展示品ではそのピラミッドが背景になっているなど、体感できる感じが良かった。
360度ぐりと周りから見ることができる展示がいくつもあって、面白かった。「鷲の戦士像」も背中を見れます。
音声ガイドは白石萌音さん(ナビゲーター)と杉田智和さん(雨の神、ナレーション)。分かりやすく、楽しかったです。
会場内は温度、湿度ともに完璧にコントロールされている感じで快適でした(人間のためではなく、展示品の保存のためなのでしょうけど)。屋外の夏の暑さから逃れられて良かったです。
古代メキシコはほとんど知らなかったので珍しかったです。楽しかった😊