雑記帳

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植物の謎に迫る

特別展「植物」
場所:国立科学博物館(東京 上野公園)
期間:2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)

特別展「植物」に行ってきました。生態、種類、進化、遺伝子、など様々な方面から植物の謎に迫っています。

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事前予約制にもかかわらず、結構混んでいました。親子連れが多かったです。嬉しい撮影OK!(一部除く)

 
入ってすぐのところに、可愛い花の巨大な模型。土の断面や、植木鉢の底に石が敷いてあるところもリアルに作られています。


ケサヤバナ。植物が重力を感じ、重力に逆らって伸びるという実験。鉢を逆さにしても、重力と逆へ伸びていきます。


🌺『〇〇すぎる』展示が面白い!


世界最大の花「ラフレシア」の実物大模型。花びらが重そう。


大きすぎる花の集まり。ショクダイオオコンニャクの実物大模型。迫力あります。


キソウテンガイ。何すぎるか忘れましたが、長生きで葉がどんどん伸びる。名前が面白い。


太すぎる幹。メキシコラクウショウの幹の実物大。大きすぎて、展示場所は天井です。


大きすぎる果実。製品の缶詰がとても小さく見える。


🌺『形』についての展示も面白い。


ボンボリトウヒレンの実物大模型。温室植物と呼ばれる。半透明の苞葉が花を包み、外気よりも温かくしているそうです。



種子の発芽模型。地上と地下へ伸びていきます。



自然界には無い青い菊。遺伝子を組み込んで作ったそうです。遺伝子が違っても「菊」なのかなぁ。


🌺『化石』に注目!


目に見える大きさの化石として最古の植物化石。彫られている文字の解説もほしい。


ブシロフィトンの化石と実物大模型。化石から生存時の姿を再現しています。


🌺『怖い植物たち』


ハエトリソウ(約100倍拡大模型)。右側に虫が捕まっている、ギャーッ!


モウセンゴケ(約200倍拡大模型)。虫は捕まっていません、ホッ。


ガラス槽に本物の食虫植物が展示されていました。色鮮やかですね。


ハエトリソウ      ウツボカズラ


ライオンゴロシの果実は、踏みつけた動物の足に刺さって運ばれるそうです。痛そう。花は可憐です。「ライオンゴロシ」という名前がすごい。


🌺『光合成』について展示されていました。


被子植物葉緑体(6万倍拡大模型)。


光合成の図。

岡山大 沈建仁教授の「光合成」に関する研究が紹介されていました。
光合成の過程で今まで謎であった部分が解明・・・という内容だったと思う。とにかくすごい研究らしいです。


内容盛りだくさんで楽しかったです。
小さな子供から専門レベルの方まで幅広く楽しめる内容になっていると思いました。エリアごとのテーマも分かりやすかったです。

大阪市立自然史博物館」の所蔵品が多いと思ったら、そちらにも巡回するそうです。


お土産にクッキーを買いました。柄は、ハエトリソウ、ラフレシア、オオコンニャク、ウツボカズラ。クッキーの柄になると可愛い。