雑記帳

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三溪園の菊花展(2023)

三溪園「菊花展」
期間:2023年10月26日(木)~11月23日(木・祝)
三溪園へ菊を見に行ってきました(11/5(土))。

やや曇り空。暑くなくて、歩きやすかったです。多くの人が訪れていました。外国の人も多かったです。


ススキ。その向こうは枯れたハス。秋の風景ですね。


高さ、大きさ、色、様々な菊が飾られていました。



今年は暑さのため菊の開花が遅れているそうです。昨年より一週間早い時期に訪れたせいもありますが、ツボミの状態が多かったです。全体に緑色。



タイミングよくガイド・ツアーに参加できました。20分程度で、菊についていろいろ解説していただきました。分かりやすくて、とても興味深かったです! 昨年は「綺麗だねぇ」だけでしたが、今年はまた違った視点で見ることができました。
 

★仕立て方

・七本立て :一つの鉢に7本。高さに決まりがあるそうです。


・三本立て :一つの鉢に3本。3本は、天・地・人だそうです。


・だるま作り
福助作り
菊は挿し芽で作り、挿し芽をする時期で高さを調節するそうです。「福助作り」の福助は靴下のマークでもお馴染みの福助のことです。

 

★花形

・厚物 ・厚走り
まん丸なのが厚物で、下に花びらが出ているのが厚走りだそうですが、私には区別がつかない。大きくて迫力あります。


・管物
細長い管状の花びらが伸びています。花火のようで勢いがあります。ピロピロ笛を思い出すのは私だけ?


・大掴み(おおつかみ)
握りこぶしのような花の下に花びらが垂れている。難しいそうです。ガイドさんが「よく咲かせた」と称賛していました。


・一文字(いちもんじ)
花びらは14~16枚と決まっているそうです。「菊の御紋」の菊だそうですよ。


★巴錦(ともえにしき)
菊の品種の寿命は短いが、この「巴錦」は200年以上同じ姿を保っているすごい菊なんだそうです。内側がえんじ色、外側が金色(黄色ではなく金色なんだって)という豪華さで人気があるそうです。開花しかけの状態も見ることができて珍しかったです。


★古典三菊

作られているところが少ない貴重な菊だそうです。大菊に比べると地味ですが、お茶席などに好まれるそうです。

・嵯峨菊

・肥後菊

・伊勢菊

 

★江戸菊
咲きながら花びらが踊るように形を変えていく「芸」をする菊です。



昨年はひな壇いっぱいに並べられていたのですが今年はまだこれだけです。これから審査があって、また増えていくようです。

 

★大盆景
箱庭のようで楽しいです。いい景観ですね。

 

★小盆景
小型のもの。こちらもとても楽しい。これから花が咲いてくるのかな。



★盆栽


 

ガマズミ。公式インスタに、花と実が同時に見られると写真が載っていたのですが、行ったときには花の残りらしきものがあるのみで残念。でも赤い実と紅葉した葉は観賞できました。


帰りは「ぶらり三溪園バス」。ラッピングが明るくていいですね。


菊花展でもらったチラシ。ガイドさんの説明にもあった種類など載っていて参考になります。

 
いろいろな菊を観賞してとても楽しかったです。秋を満喫😊