特別展「毒」
場所:国立科学博物館(東京 上野公園)
期間:2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)
期間が長いので油断してたらもう1月も終わりです。急いで見に行ってきました。
土日の予約はすぐ埋まってしまいます。空いている時を狙って平日の午後に行ったのですが、けっこう混んでいました。親子連れ、若者たち、年配の方、老若男女が幅広く訪れていました。小さな展示物が多いので、人が前にいると本当に見えない。展示より人間の後頭部を見にきたのかと思うほど。
ざっと見て回って1時間半程度。混んでて見ていないものもあるので、じっくり見れば2時間かかったと思います。
入ってすぐのところにありましたよ、国立科学博物館の名物 巨大模型! 私はこれを見れば満足😊 オオスズメバチ(40倍)、 ハブ(30倍)。細かいところまでこだわりの造形です。
ハチは人間を乗せて飛べそうです。
イラガ(蛾)の幼虫(100倍)
日本の三大有毒植物。ドクゼリ、ドクウツギ、トリカブト。ドクゼリとドクウツギはごく普通の植物に見える。
ストリキニーネノキ。名前は知ってても見るのは初めて。
トラフグ。フグ毒が危険。
カモノハシ。後肢が危険。黄色の矢印が目印で分かりやすかった。
キングコブラの全身骨格。世界最大の毒ヘビ。長い!
カツオノエボシ。じっくり見たことがなかった。カツオノエボシの毒にやられてる映像も見どころ。
ワライタケ
ベニテングタケ。鮮やかなキノコは危険。
マツタケ(右)に似たカキシメジ(左)は危険。
あちこちに「鷹の爪団」の解説があるよ!
島根と鳥取のたとえがツボすぎて標本をあまり覚えてない💦
パリトキシンの分子模型。人工的に合成された分子として最大サイズ。すごい。
毒矢
身近なところに毒があるという図
食堂の見本みたい。身近な食べ物にも毒があるんですね。右下はカビのはえたパン。
お酒の飲みすぎはダメよ。
紫陽花は意外でした。食べちゃダメです。
抗毒素。各種作られているんですね。
写真はごく一部です。興味深い展示がたくさんありました。
動物・植物・鉱物・人工物の毒、科学的な毒の解明、毒を利用した歴史、など多様な切り口で面白かったです。
ケシの花の模型もあったけど、ケシ関連は全て撮影禁止だった。
出口近くに、研究者たちへのインタビューのパネルがあります。皆さん危険な経験してる!
出口で鷹の爪団のアニメが見れるよ。面白かった😊
コアラのフンとクッキー。販売元が大阪の会社なのでもしやと思ったら、やはり大阪に巡回するようです。