特別展「ポンペイ」
場所:東京国立博物館 平成館(東京 上野公園)
期間:2022年1月14日(金)~4月3日(日)
ポンペイ展へ行ってきました。
平日に訪れたのですが、結構人がはいってました。
写真撮影OK(一部を除く)なのは嬉しい。でもそのせいで人の流れが止まってしまいがちでした。
展示内容は公式サイトに詳しい説明が載っています。私の印象に残ったものをいくつかご紹介します。
「水道のバルブ」「ライオン頭部型の吐水口」。ブロンズ製です。しっかりした水道設備があったんですね!
外壁の「賃貸広告文」。普通に文章が書かれていて、現代と変わらない感じで驚きました。この大きな外壁を運んできたというのも驚きです。
炭化した「パン」。今回最も注目されているのはこれでしょう。大理石の像や工芸品など高価なものが並ぶ中、当時はごくふつーであったパンが丁重に飾られています。絵画と一緒に見れるのが面白い。
「猛犬注意」。玄関の床に敷かれたモザイクだそうです。現代と同じですね。なんか親近感。
「モザイク天板テーブル」「火鉢」。脚がライオン!?
「ネコとカモ」。モザイクです。細かく陰影が表現されていて立体感があります。他にもモザイクが多数展示されていますが、どれも細密で気が遠くなります。
再現展示が面白かった! 当時を体感できる。
シカ(ブロンズ)。美しいですね。
第一会場と第二会場の間にあるフォトスポット。本家の展示品をさしおき、一番インパクトがあったのはこれ! 素敵です。何故そのポーズ?
音声ガイドは、ポンペイで出会った二人のストーリーが展示の説明にもなっていて面白かったです。
ポムポムプリンとコラボしていて、いろいろなグッズがありました。クッキーの箱はモザイクです。クッキーの絵柄が可愛い!
「ポンペイ」は火山の噴火で埋もれた町、としか知りませんでした。当時の生活文化や芸術にふれることができ、とても興味深い展覧会でした。